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【大人の歯列矯正体験談ブログ】アンカースクリュー使用のビフォーアフターと治療期間の内訳

こんにちは、のびしろちゃんです🪞

私は大人(アラサー)になってから、抜歯と圧下有り(アンカースクリュー使用)の歯列矯正を行いました。

実は小学生の時から小児矯正もしており、一度歯並びは綺麗になったのですが、成長過程で上が出っ歯になってしまったのと、

下の歯の裏側につけていた保定器具が外れてしまったのをそのまま放置してしまったため、下の歯並びが少しガタついていました。

先ほどのツイートに記載の通り、

  • 上下共に表側ワイヤー矯正
  • 抜歯本数は6本
  • アンカースクリュー使用本数6本
  • ガミースマイル改善のため圧下期間あり

こちらの条件で、治療にかかった期間はちょうど丸2年でした。

アンカースクリューは、歯を移動させるための支点が不足している場合や、特定の歯だけを動かしたいケースで使用されます。例えば、抜歯後の隙間を埋めるためや、上下の歯並びを整える際に活用されます。

医療法人ピュアスマイル ピュアリオ歯科・矯正歯科

矯正治療を考えている方にとって、「治療期間がどのくらいかかるのか」は非常に気になる点だと思います。

また、経験したからこそわかりますが、矯正治療中は歯の動きを毎日毎日チェックしてしまうほど、完成が待ち遠しいものです。

そこで当記事では、

  • 大人が歯列矯正をやったらどのくらいかかるのか知りたい
  • 「抜歯跡が埋まるまで」等、工程ごとにかかる期間が気になる

という方に向けて参考になるよう、治療にかかった期間の内訳について解説します。

治療ペースには個人差がありますので、参考程度に考えてくださいね

歯列矯正期間2年の内訳

並行していたものもあるはずですが、私の場合、治療はざっとこの6段階でした!

  1. 歯列のガタつきを整える…約2ヶ月
  2. 第三臼歯を下げる…約8ヶ月
  3. 前歯4本下げる…約8ヶ月
  4. 親知らずを抜いて上の歯全体を更に下げる…約2ヶ月
  5. 圧下…約2ヶ月
  6. 正中のズレや左右非対称などの微調整…約2ヶ

一つずつ詳しく解説していきます。

歯列のガタつきを整える…約2ヶ月

2021年6月某日、第四臼歯を4本抜歯したその日に上のワイヤーを装着し(だいぶハードモード)、初っ端から激痛の中矯正治療スタート!

装着前

装着後

上の歯並びは割と綺麗なつもりでしたが、実際にワイヤーを通してみると、上の歯もしっかりガタついていました。

1ヶ月後、最初の調整の日に下のワイヤーも装着。

ちょっとお見苦しいですが、下の歯並びはこんな感じでした。

このガタつきが整ってワイヤーの歪みがなくなってくるまでに大体2ヶ月かかりました!

私の場合はこれが本当に初歩段階でしたが、軽度のガタ付きを整えられればOKという方は、大人でも案外サクッと終わってしまうのかもしれません。

第三臼歯を下げる…約8ヶ月

ガタ付きが整ったら次は、アンカースクリューを上下2本ずつ、計4本挿入し、第三臼歯を下げる段階へ。

抜いた第四臼歯が生えていた場所に第三臼歯を移動させるようなイメージですね。

画質があまりよくなくて恐縮ですが、この工程に入って4ヶ月目の写真がこちら。

まだまだ抜歯跡が残っています。

審美的にはこの段階までが一番しんどかったのですが、コロナ禍でマスク生活だったのでなんとか耐えました。

実は1本のアンカースクリューがなかなか安定せず、2度抜けてしまったことがあります。「抜けそうで抜けない」という状況がかなり痛いし気になるし、しんどかった工程の一つです💭

前歯4本下げる…約8ヶ月

第三臼歯が動いてきたら、いよいよ前歯を後ろに下げる段階へ!

この工程が進むと、Eラインがだんだん整ってきます。

この工程の終盤に撮影した写真がこちら。

鼻先と顎先を結んだ直線に唇が触れなくなっていて、かなりテンション上がりました…!

親知らずを抜いて上の歯全体を更に下げる…2ヶ月

抜歯跡がついに埋まりそう…!という頃に、先生から「上の親知らずを抜かないか」という提案が。

親知らずを抜くことで、上の歯全体をさらに後退させることができ、Eラインがより黄金比に近づくとのこと。

親知らず自体いつかは抜かなければならないものと思っていたので、二つ返事でOKし、口腔外科へ行って抜歯してもらいました。

口腔外科に行った当時のレントゲン写真がこちら。

抜歯跡が埋まるまであと少し…!

圧下…2ヶ月

抜歯跡が埋まると、先生が「もう少しこうしたいとかありますか?」と聞いてくれたので、

  • ガミースマイルが気になっていること
  • 特に、右よりも左の方がスマイルラインが下がっていることで、歯茎の見える範囲が大きく、その左右差も改善したいこと

を改めて丁寧に伝えました。

ここで改めてしっかり希望をヒアリングしてくれたことがとってもありがたかったです…!

そこで上前歯の歯茎(上唇をめくったところ)にアンカースクリューを2本追加し、圧下していく工程に入りました。

この位置にアンカースクリューを挿入した日の麻酔が切れた時の痛みが一番きつかった…脅かすわけではないですが、正直じっとしていられないくらい痛かったです。

この工程の終盤の写真がこちら。

結局歯茎の見え方は左右対称になりきらず、ブラオフ後に歯肉整形を行って仕上げました。

正中のズレや左右非対称などの微調整…2ヶ月

最後の仕上げの工程。上下の正中のズレや微妙な左右非対称を調整してもらうのに約2ヶ月かかりました。

正中(せいちゅう)とは物の中心のことであり、矯正治療ではお顔の正中、上顎歯列の正中、下顎歯列の正中が一致することが理想とされています。特に、上顎歯列の正中線(左右上顎中切歯が接する境界のライン)がお顔の正中からズレていると、笑った時に歪んだスマイルになってしまいます。

五十嵐歯科室

納得いくまでこだわってよかった…!

治療が終わる日を今か今かと待ち続けていた私は、まだ②の時点で先生に「あとどのくらいで終わりますかね…」と聞いてみたんです。

その時の先生の回答は「今年中(18ヶ月目)に終われるな〜」でしたが、最終的にはそこから半年伸びました🥲笑

改めて振り返ると、2年かかってしまったのは、後半の④~⑥があったからだと思います。私も先生も、こだわりが強かった…!笑

歯列矯正期間2年の内訳

  1. 歯列のガタつきを整える…約2ヶ月
  2. 第三臼歯を下げる…約8ヶ月
  3. 前歯4本下げる…約8ヶ月
  4. 親知らずを抜いて上の歯全体を更に下げる…約2ヶ月
  5. 圧下…約2ヶ月
  6. 正中のズレや左右非対称などの微調整…約2ヶ月

早く外したくてもどかしかったけど、④~⑥がなければ今の仕上がりにはなってないので、我慢してよかったです。

機能面だけでなく、審美面の悩みに寄り添ってくれるクリニックを選べたことが成功の鍵だったかなと思っています。

クリニックの選び方に悩んでいる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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クリニック・担当医名記載のnote

私が実際に通っていたクリニックと担当医名は、こちらのnoteに記載しています。

気になる方はぜひご覧ください♡

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